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8月, 2019の投稿を表示しています

Malifaux3e マスター紹介/ルーカス

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ルーカスは腕利きのトレジャーハンター。アーティファクトに対する彼の行き過ぎた熱意はその手段を選ばず、権力者カタナカ一家の不興を買ってしまいます。本来なら始末されるところ、その手腕を見込まれたルーカスはカタナカの意向でギルドに潜入。ギルド長官キッチナーの手足となってアーティファクト収集の任務につくことになります。キッチナーは集めたアーティファクトでタイラントへの昇華を企んでいましたが、逐次ルーカスから情報を得ていたカタナカがそれを看破、キッチナーの計画は阻止されます。ルーカスもギルドを離れることになりますが、新たに探検家協会からアーティファクト収集の依頼を受けます。トレジャーハントの旅はまだまだ続きます。 ルーカスはテンサンダーとエクスプローラーズソサエティのダブルファクションのマスター。キーワードは「WASTREL」で、ルーカスの移動力の高さと「アーティファクト」アップグレードの付け替え、共通スキル「Looted Supplies」によるカードの補充が大きな特徴のクルーです。 まず最初に目につくのが、マスターであるルーカスのモデルが馬に騎乗した状態と通常状態の2種類が用意されているところ。 ゲームはルーカスは馬に騎乗した状態で始まります。この状態だとMvは7でトップクラスの移動力を誇ります。しかし、12点ダメージを食らうと馬を降りて通常状態に移行、ヘルスは残り5点、Mvも5になってしまいます。DfとWpはやや向上するものの通常時にそれほどのメリットはありません。そして、一度馬を降りてしまうとふたたび馬に乗ることはできないので、なるべく長く馬に乗っているように立ち回るのが基本になります。 馬に乗ったルーカスのすごいところ、其の1。 他モデルを轢き倒して移動が可能です。 移動時に他モデルをすり抜けて移動が可能で、通過されたモデルはTN(目標値)13のMv判定。パスできなければ2点のダメージを受けます。これは味方モデルも適用されてしまうのでいい感じのルートで轢きまくってやりましょう。 馬に乗ったルーカスのすごいところ其の2、味方モデルを馬に乗せてふたり乗りが可能。 具体的には2インチ以内の味方モデルを指定したうえでルーカスを5インチプッシュ。移動後に指定した味方モデルをベースコンタクトの状態で配置。なので一時的な二人乗りなのですが。各ファク

ウォーハンマー・アンダーワールド:シェイドスパイア

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塗るたのしみがあって、構築するたのしみもある、でもプレイ時間はお手軽ないいとこどりのミニチュアボードゲーム、それがシェイドスパイアです! ……てブログに書こうとしてたらウォークライが発売されました令和の夏。いかがおすごしでしょうか? いや、こちらも決して悪いゲームではないのです。よほど長考しない限りは1時間くらいで終わりますし、マップも組み合わせを変えて遊べるし、アクションカードが山盛りなので構築するたのしみも……その増え続けるアクションカードを追いかけるのがイヤだと言って離脱される方もいますけども、いますけども! まあ、正直なところ、アクションカードと同じようにそれぞれの得点源となる目標カードも増えていって、ゲーム中に相手が何を狙ってるのか相手の行動にどう関わっていいかわからないところはあります。 あるプレイヤーの方は、「ターン数に限りがあるから自分の得点行動だけ目指すのが最善手ですよ」とおっしゃってましたが、どうせならお相手と駆け引きを感じたいじゃないですか。そこで、ゲーム開始前にお互いの目標カードを見せ合うというハウスルールを思いついたのですがいかがでしょうか。ゲーム中に握っているカードは一部ですし、ブラフも効くのではないでしょうか。試してみたいですが、遊んでくださった方は離脱されてしまったのでいつか試してみたいと思います。独立拡張セットの第2弾も発表されたのでまだまだ終わらないですよ! カード増えるのはちょっと気が重いですけども!

Malifaux3e マスター紹介/フォン・シュトック

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トランスモーティス大学のアルバス・フォン・シュトック教授は、元々は天文学の研究のためマリフォーを訪れた学者でした。しかし、この世界の星々は夜がくるたびにその並びを変えたり、あるいは全く動かなかったり。彼がこれまで学び培ってきた知識が何一つ通用しないことを認めた時、天文学はもはや忌むべきものになっていました。彼は屍霊学の研究に転向し、機械とゾンビの融合について没頭、大きな成果を上げます。肉体と機械を混ぜ合わせることで色んな機能を引き出すこの研究には素体となる肉体が必要ですが、大学には単位に困った学生がたくさんいるのです。可能性に満ちた学生たちよ、トランスモーティス大学へようこそ! フォン・シュトックのキーワードは「TRANSMORTIS」トランスモーティス大学チームのようです。彼は召喚系のマスターに分類されますが、そのシステムはちょっと遠回りです。 まずフォン・シュトックがボーナスアクションで味方モデルに対してLectureアップグレードをつけます。このアップグレード自体にはステータスアップやアクションの効果はありません。 そして、Lectureアップグレード付きの味方モデルが敵モデルをキルしたとき、アップグレードを破棄し、敵モデルと入れ替えるかたちで、TRANSMORTISのミニオンモデル(コストはキルした敵モデル以下)を召喚します。この時、フォン・シュトックの6インチ以内でないとあらかじめ2ダメージが入ります。 召喚できるモデルはいくつかバリエーションがあります。 コアボックスのアンダーグラデュエート以外だと、 ・リープ(ジャンプ移動)持ちで、3インチ以内で敵がアクティベートすると1ダメージとばすネクロパンク ・攻撃がちょっと得意なスチューデント・オブ・ビセラ ・アンデッドモデルをあやつることができて、アンデッドをキルするとカードをドローできるスチューデント・オブ・シニュー ・コンストラクトモデルをキルするとスキームマーカーを配置できて、コンストラクトモデルを回復できるスチューデント・オブ・スチール の4モデルが確認できます。 生徒たちはいずれもArmor+1とハードトゥウーンズを持っていて硬め。 また、コンストラクト(機械属性)とアンデッド(ゾンビ属性)ステータスの両方を持っているためキルされた時にはスクラップマーカーかコープ