カウボーイビバップ:ボードゲームブギ


「カウボーイビバップ」という昔のアニメがボードゲームになりました。
アニメはネットフリックスでも配信されていてひととおり観ています。
オフビートでスラップスティックなSFもので、1話完結型で話が進みながら断片的に登場人物たちの過去が挟まれていきます。でも劇中の登場人物たちはお互いを深くは詮索しないおとなの世界なのですべてを知っていくのは観ている私だけ。終盤にもはや神となっていた私はひとり胸がしめつけられるような思いで彼らを見守り、最終話では涙ぽろぽろしながら鼻ちーんが止まりませんでした。名作です。
ネットフリックスで2周目入ったものの23話で止まっています。この先はどういう体調の時に観るべきかわかりません。名作なのです。観てない方はぜひ観てみてください。
放送はもう20年前とかです。こんな名作だからこそ今頃になってもボードゲーム化するようなファンがいるのでしょう。
そしてそんな名作のゲームを買わないわけにはいきません。
ゲームは完全協力型、ビバップ号のクルー4人をプレイヤーが担当して賞金首を捕まえて日銭を稼ぎながら宇宙を股にかけて飛びまわり、それぞれに課せられたミッションをクリアしていく。そういうゲームでした。
ミッションの達成は単純なカードのセットコレクションなのですが、そのカードはゲーム中のあらゆるアクションでも使用されるため、上手に回収してアクションをつないでいく、または用意をする、そういったハンドマネージメントがゲームの核になっています。
すごく面白いとまでは言いませんが、なかなかうまい落とし所のゲームになってると思います。なによりイベントカードやミッションのフレーバーがアニメをとてもよく再現しているので20000点をつけます。
アシモフ・ソーレンサンをはじめとする賞金首の方々のカード1枚を取ってもアニメの場面が過ぎり、しみじみしてしまうこと請け合いです。

実際に遊んだのですが、カード1枚めくって毎回見入っちゃうくらいアニメに想いを馳せてたのは私だけで、わりとみんなドライでした。そうですかー。
ゲームは残念ながらクリアならず。ぜひみんなに観せてからまた遊びたいです。



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