Improvement of the POLIS


こどもの頃はよくわかってなかったからワセダとかケーオーとかってよく聞く名前だし簡単に入れるガッコーなんだって思ってた。
でも高3くらいになってどうやら早稲田とか慶應ってすごくアタマよくないとダメっぽい気がして、アタマよくなかったし最終的に専門みたいなトコ行った。
でもほら早稲田とか慶應のひとってヤリサーとかで事件いっぱいおこしてたし、ウチのガッコは縁なかったけどトモダチは合コンに誘われまくってたし、やっぱりそんなにアタマよくないのかなー?てずっと思ってた。
そしてこのゲーム、慶應の学生さんがつくった同人って聞いてヤリチンゲームだと思ってた。
タイトルの『Improvement』は『進歩』って意味らしいけど、どうせ進歩とちんぽをひっかけてるんでしょって思ってた。

でもごめんなさい、全面的にあやまる。これびっくりするくらいおもしろいの。
ひとことで言っちゃうと能力を上げて名声点を稼ぐゲームなんだけど、個人的に気に入ったのが各ラウンドの最初にそのラウンドの終わりに起こるイベントが発表されるとこ。
イベントでは条件に合ったひとがちょっと得したりちょっと損したりってささやかなものなんだけど、先に内容を知ったうえでそのラウンドをプレイするから、結果、自分でうまくコントロールした感が出てすごく気持ちいいの。これがラウンドをプレイしたあとにイベント公開だと不意打ちでペナルティがふってきたりするので楽しさがだいぶちがうって思った。
アクションを選択するのにダイスを使って出目で制限がかかるんだけど、出目をいじる手段も用意されてるので、これもやっぱり自分でコントロールした感があってイイ。
ゲーム自体は能力を成長させて名声点を稼ぐっていうよくある感じなんだけど、長さが1時間くらいなのがちょうどいいし、ルールもそんなにむつかしくないし。すぐゲームに夢中になれる難易度と楽しさのバランスがすごくいいと思った。
あとテーマが同人にありがちなオタクくささがないの。
同人どころか日本人ばなれしたまとまりの良さがあってすごく感動した。
こんなゲームを作れちゃうなんてやっぱり慶應のひとってすごくアタマいいんだなって思った。
タイトルの『警察の進歩』って意味がちょっと何言ってるのかわかんないけど、慶應のひとってすごくアタマいいし、きっとわたしにはわからない隠された意味があるんだろうなって思った。



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