Malifaux3e マスター紹介/ソニア
まだ入植者の数が少なかった頃、ソウルストーン鉱山の労働力は地球側から連れてきた囚人たちでした。しかし、ソウルストーンに感応した囚人たちが魔術を身につけて鉱山から逃走、街に潜伏するようになります。この事態に対処するためギルドはソニア・クリードを隊長としたウィッチハンター部隊を編成して魔術師狩りにあたらせます。彼女は爆炎をあやつり過剰なまでな追い込みで高い成果をあげていますが、彼女はこの仕事自体に興味はありません。彼女の興味は報酬品の古代遺物や魔術書なのですから。
魔女狩り部隊の隊長ソニア。彼女のキーワードは「WITCH HUNTER」。
爆炎をあやつる彼女とそのクルーは相手に火をつけるアクションを備えています。
相手をBurningにすることで得られる大きな効果が2つ。
ひとつめはソニアがリーダー時、敵モデルはBurningコンディションの値のぶんだけアクションの射程範囲が短くなります。
ふたつめはソニア限定のスキルですが、Burning状態の敵モデルに対してはCover(レンジ攻撃に対してDf+1と被ダメージ判定にマイナス修正を得るボーナス)とConcealment(メレー以外のアクションの判定にマイナス修正を得る地形効果)を無視しての攻撃ができます。LoSは必要ですのでその点は注意が必要です。
ソニアのレンジ射程は平均以上の14インチ。さらにブラスト(攻撃対象の周囲に範囲ダメージの爆炎を出す)がついていて相手がちらりと見えていればその奥に潜んでいる敵モデル達まで巻き込んでいきます。もちろん追加でBurningもつけます。
なんとかして相手にまず火をつけることで相手の射程を狭め、相手の射程の外から範囲攻撃で削っていくのがソニアの理想的な展開です。
やや手順が複雑ながら、ソニアには味方モデルを召喚するアクションもあります。
まず相手モデルをBurning状態にしておきます。よきところでソニアのアクションを発動。対象モデルのBurningの値のぶんだけダメージ(最大5)を与え、このアクションでキルに持ち込むと対象モデルのコスト以下のWitchlingモデルを召喚できます。
ミニオンのウィッチリングストーカー、トーテムのプリフィングフレイムはどちらも召喚対象かつ、キルされた時周囲にBurningを撒き散らすことができるので早々にバンザイ突撃させるのもありです。合言葉はBurning。まずは燃やすのが優先です。
名実ともにクルーの大黒柱であるソニアですが、Mv4、Df4なのは痛いところ。長射程で相手を追い込んでいるうちは良いですが、狩られる側にまわってしまうと厳しいものがあります。緊急時用に移動サポートができるモデル(マウンテッドガードなど)の導入もよいでしょう。
クルーたち自身は、火をつけたあとのBurning状態の敵とのシナジーはあまりありません。あくまでソニアが輝くため、すなわち勝利のためにみんなで敵に火をつけていきます。オールフォアワンの精神で、エースにいいトス上げるのが大好きなあなたにおすすめのマスターです。
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