Malifaux3e マスター紹介/ブリューマスター
Malifauxの街の南に広がるバイユー湿地帯。そこにはグレムリン達が独自の社会を築いていました。ある時グレムリンのなかにとびきりの酒造りの達人が現れます。その名もブリューマスター。彼のふるまう酒はあらゆる者を酔わせとりこにするのです。
バイユーのマスター・ブリューマスターとそのキーワード「TRI-CHI」のメンバーはPoisonステータスに特化したクルーです。「酒はカラダに毒である」そういうことみたいです。
やることはわりあいシンプルで、まずは相手にPoisonステータスをつけること。様々なアクションや攻撃の追加効果でPoisonをつけることができるので積極的に狙っていきましょう。
つけてしまえば相手を攻撃した際に追加ダメージを与えたり、判定で有利になったり。
Poisonステータスはターン終了時にダメージを発生させるのと引き換えに1ずつ減衰してしまいますが、逆にそれ以外で回復させる手段は限られています。TRI-CHIのメンバーは相手の回復速度を上回ってPoisonを上乗せさせやすく、回復手段のないクルーだとなかなかのプレッシャーになります。
ブリューマスターも相手を引き寄せるルアースキルを持っているのですが、ブリューマスターの場合は相手がPoison+3以上だとそのまま行動をあやつることも可能です。同士討ちをさせてもよし、さらに歩かせることで通常のルアー以上の距離を引き寄せたりとさらに使い勝手のよいスキルになっています。
相手がPoison+5以上だと一気に5点ダメージを飛ばせるスキルも優秀です。+5は彼らであれば現実的な数値なのでぜひ狙っていきたいところです。
ミニオンのムーンシノビは面白い能力の持ち主です。相手にPoison+2をつけるスキルがありますが、トリガー(判定時に出たカードのスート次第)で相手と自分にマイナス修正を与えます。
本来なら自分にもマイナス修正がついてしまうのは痛いはずですが、なんとムーンシノビは判定時のマイナス修正をプラス修正扱いにする能力を持っているので強化になるのです。このスキルを使わずとも敢えて低めのカードを使い、相手と同値の判定に持ち込むことでマイナス修正を狙っていくのは楽しいです。
やっかいなハードトゥウーンズ(被ダメージの判定にマイナス修正をつける強力な防御スキル)持ちも彼らにとってはボーナスキャラです。
PoisonにはじまりPoisonをまき続けることでプレッシャーをかけていく。やることがシンプルなので動かしやすいですが、Poisonの仕込みに手間がかかるとも言えます。直接的な戦闘力もおとなしめなので序盤でうまく相手をいなし、いかに後半の自分の有利な状況をつくるかが腕の見せ所のテクニカルなクルーです。
戦闘力がもの足りなければ、ウィスキーゴーレムを買い足すのも良いでしょう。
ウィスキーゴーレムはメレー攻撃3/4/6&Df6にアーマー+2を持っていて、キルされても周囲にPoison+2をばらまいてくれます。ボーナスアクションで移動ができたり味方の回復ができたりとブリューマスターにとってかゆいところ全部をカバーしてくれるスーパーキャラ。戦術を問わず採用しやすいモデルなのでおすすめです。
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